Sekai January 2018 Issue

[特集1] ●民主政治の混迷と「安倍改憲」 ◇憲法論議の作法 安倍「九条加憲」に対案は必要ない――憲法改正の「作法」 ◇自衛隊の明記は可能か 憲法九条改正の論点 ◇政党政治の未来に向けて 「3:2:5」の構図――現代日本の得票構造と「ブロック帰属意識」 ◇原理的考察 民主体制であること、民主体制であり続けること ◇ミサイルが来たら? 実効性なき国民保護計画 [特集2] ●性暴力と日本社会 ◇インタビュー 「話せる社会」に変えられる 伊藤詩織(ジャーナリスト) ◇エッセイ 「普通」の女性たちの声 ◇誰も排除しない あらゆる性暴力被害者を絶望させないために―― 性別・性的指向を超えた支援へ ◇刑法教育という問題 性犯罪をめぐる司法――被害者不在がもたらしたもの ◇「性的尊厳」をめぐって 同意の要件は性犯罪の中心から外すべきである ◇ニューヨーク・タイムズ記者に聞く 「ワインスタイン スクープ」を支えた証拠文書 [インタビュー] ◆名護の未来と辺野古新基地――市民の生活の場から声をあげていく 稲嶺進(名護市長) ◆歴史の真実から見える北朝鮮問題のゆくえ 沈志華(華東師範大学) 聞き手=朱建栄(東洋学園大学) [講演録] ◆教育が「憲法の理想」を実現する――夜間中学という問いかけ 前川喜平(前文部科学事務次官) 《新連載》 ◆トランプのアメリカに住む ポスト真実の地政学――ロシア疑惑と虚構のメディア 吉見俊哉(東京大学) ...ほか