Economist October 18, 2011 Issue

【特集】 ●為替 激動 ・止まらないドルの弱体化 金融不安のユーロに対しても割安 佐々木 融 ・新興国通貨の存在感 対ドルで年3～8%上昇継続 資金流入の動きは今後も不変 深谷 幸司 ・インタビュー 河合正弘・アジア開発銀行研究所所長 「米国には基軸通貨国の責任がある。IMFは機能強化を」 ・相場予測 ・ドル・円 ドル安は変わらず、1ドル=55円もありうる 宇野 大介 ・ユーロ・円 欧州経済最悪のケースは、1ユーロ=75円も 池田 雄之輔 ・豪ドル/ブラジル・レアル/南ア・ランド/インドネシア・ルピア 来年後半に向けて上昇は加速する /前島 英彦 ・世界にあふれる過剰流動性 膨張するFRBの総資産 量的緩和で成長ペースの50倍 植野 大作 ・人民元の適正水準 対ドルで4割過小評価か 袋小路に入った相場の維持 植田 賢司 ・スイスフランの挑戦 無制限の売り介入という奇策 インフレリスクと隣り合わせ 熊野 英生 ・円高介入の効果 ドル全面安局面では限定的 外国為替特別会計の縮小が必要 熊野 英生 他 【特集】 ●イスラムから見る世界 ・近代化でたどり着いたイスラムへの回帰 小杉 泰 ・欧米の嫌イスラム 対テロ戦争が残した禍根を欧米社会は克服できるか 酒井 啓子 ・パレスチナ問題 国連加盟申請で緊迫 米国の二重外交も限界に 福富 満久 ・ジハード主義という思想 9.11後に劣化したテロリストの大義 保坂 修司 ・中東のオイルマネー 世界を席巻する潤沢な資金 運用次第では金融危機の引き金にも 畑中 美樹 ・イスラム金融は経済成長とともに急拡大 畑中 美樹 ◆ロシアが日本に強硬姿勢をとる理由 兵藤 慎治 ◆インタビュー ゲアハルト・シュレーダー・前ドイツ首相 「電力業界トップと何度も話し、脱原発に踏み切った」 …ほか