F 1 Sokuho June 16, 2011 Issue

*モナコGP速報 ●悲願のモナコ初制覇 -ランオフエリアがほとんどなく、コースの両脇にはガードレールが待ち受ける。 だからと言って攻めなければタイムが伸びず、攻めすぎても落とし穴にはまる。 すべての瞬間でドライバーに「ジレンマ」を与え続ける伝統の市街地コース。 クラッシュが続出し、セーフティカーや赤旗もあった今年のモナコGPでは チャンピオン経験を持つ3人が、3つの異なる戦略で勝負した。そして、 コンマ差の息詰まる接近戦を制したのは昨年の王者ベッテル。 「もしもセーフティカーが入らなければ勝てなかったかもしれない」。 これまでこのコースで経験した苦い思いを糧に、悲願のモナコ初優勝を成し遂げた ●4位も狙えたはず グランプリ・ハイライトシーン [小林可夢偉] クルマが決まっているのか分からない……それでも1ストップ作戦で上位へ -昨年タイトルを争ったウェーバーと08年王者のハミルトン。ふたりの一流ドライバーを 相手に、一歩も引かぬ戦いを披露。ペトロフらの多重クラッシュで赤旗さえ出なければ、 彼らを抑え4位でフィニッシュしていたはず ◆伝統のモナコ ガードレールとの格闘戦 ◆エキゾーストブローシステム禁止騒動その真相を解説する ◆今、ニューウェイが考えていること ・・・ほか