Tenshi Dake Ga Tsubasa Wo Motteiru 2 / Sunday GX Comics

2050年のロシアを舞台に、ウラジオストック愚連隊カンパニーの面々が活躍する、近未来ハードボイルド! バベルの塔のような謎めいた軌道エレベーターを巡る、激しい攻防。宇宙からやってきた怪物も登場し、スケールの大きなアクションが展開される。新約聖書の言葉や、ドアーズ、中島みゆきの歌詞などが引用され、神話的な要素も感じさせる独特の世界観で彩られた完結集。 巻末に、作品の背景や用語、武器などの解説をした「TEXT」を収録。 あらすじ ヴァーニャのもとに、リザという少女がたずねてきた。彼女の母は、軍属のニューロ・コンピュータの技師。半年前にツングースにある軌道エレベーターに派遣された調査団の一員で、そのまま行方不明となってしまった。この軌道エレベーターは、宇宙人のせいで建設中止になったという噂がたっている。ウラジオストック愚連隊は、リザの母を探し、軌道エレベーターの真実を暴くため、ツングースへと向かう!(第5話・Scene.1)。 登場人物 ヴァーニャ(ウラジオストック愚連隊の中心人物。本名はイヴァン・T・シャンス。オリンピック級の射撃技術を持つが、殺しは絶対にしない。動物、特に猫好きの26歳)、ゴジ(愚連隊のもう1人。本名はホンダ・イスィロー。元NASAの有人火星探査候補生。アトピー持ちで猫嫌い)、ヒミコ・アナスタシア(ヴァーニャの幼なじみ。伝説のバンド「オルゴンボックス」の元ボーカリスト。日本名・鈴木火見子) ルーシー(ウラジオストック郊外にある、愚連隊の定宿・ホテル「ブルー・エンゼル」のオーナー。男)、シュガー(愚連隊御用達、非合法ガンスミス店長の娘。街の中でも平気で銃をぶっ放す)、リザ(ヴァーニャに仕事を依頼しにきた少女。やがてヴァーニャの娘となる)