2013年 来日記念盤。さらに深く、大きく、さらなる高みへ・・・溢れ出るうた。セカンドアルバム・リリースから2年。さらに成長を重ね、深まりを見せる河村尚子の現在の音楽性を投影したRCA Red Sealからのサード・アルバムの登場。ショパンのバラード4曲を中心に据え、既発売2枚で明らかになった河村のショパン作品への強い親和性を継承。「音譚詩」とも称される「バラード」は、文字通り「音」で物語を「語る」ストーリーテリングの技量が要求されるのみならず、高いポピュラリティがありながら、ショパンの作品の中でも、「24の前奏曲」と並び最も深遠な難曲。さらに歌曲の編曲作品を加えた選曲は、河村の得意な「うた」の魅力を存分に発揮すること必至。そして最後を締めくくるのはリスト編曲によるワーグナー「イゾルデの愛の死」。イゾルデのトリスタンへの思いが、エクスタシーを伴った「うた」によって美しく昇華されていくロマンティシズム溢れる名品。前2作同様、カラヤン&ベルリン・フィルの録音で馴染み深く、しかもその優れた音響で知られるベルリンのイエス・キリスト教会での録音。SACDハイブリッド盤 (2chのみ)でのリリース。2013年7月24~27日 ベルリン、イエス・キリスト教会での録音。