ベネズエラ出身のピアニスト、ガブリエラ・モンテーロ。5歳で初の公開演奏会を行うなど神童ぶりを発揮、順調にキャリアを重ね、アルゲリッチからも"稀有の才能の持ち主"と評価された。即興演奏を得意としており、尊敬するバッハ作品をモティーフにした一連の即興演奏のアルバムが大ヒットしたことでも知られている。このアルバムでは彼女の作曲家としての一面にも注目。世界初演となるピアノ協奏曲第1番「ラテン」は彼女自身の体験を元にした南米の人々の物語を描いた作品。躍動するリズムに支えられた喜びの感情と、激しい怒りの感情が交錯する魅力的な協奏曲。同じく、特有のリズムとジャズのイディオムが取り入れられたラヴェルの協奏曲がカップリングされており、アルバムの特色を強調している。