闇の世界に生きる男・楯雁人(たて・かりと)。金さえ払えば犯罪者をも護衛するという、フリーランスのボディーガードだ。全ての攻撃を阻む鋼鉄の右手で、彼は今日も依頼者の命と心を護る。
5年前に起きた忌まわしい事件をひもとき、遂に雁人と家族の過去が明かされる「幻痛 -Phantom Pain -」、"人狩人(マンハンター)"と呼ばれる元自衛隊山岳部隊の男・海野と雁人が、山の中で死闘を繰り広げる「禁猟区 -Sanctuary -」、雁人とちひろが、携帯電話の出会い系サイトをきっかけに予告殺人を繰り返す"てんし"と対決する「闇の刃 -Blade In The Dark -」を収録。
巻末には、原作者・七月鏡一によるあとがき「守渡陽子という女刑事」を収録。

<あらすじ>
ある雨の日。雁人と甲斐は、今は廃墟となったかつての病院で出会っていた。そこで二人は"一年に一度の儀式"として、互いの頭に銃を向けあう。この儀式は、一体何を意味するものなのか…。同じ頃、雁人を狙うヒットマンが病院跡地へ向かっていた。彼らは"クラッカーズ"と呼ばれる、軍人上がりの三人組。プロの殺人集団を相手に、雁人は…!?(第28話~第29話)。

<登場人物>
楯雁人(たて・かりと。金さえもらえば犯罪者をも援護するという、闇の世界に生きるフリーランスのボディーガード。弾丸も軽く受け止める鋼鉄製の右手を武器に、パーフェクトに依頼者を護る。かつては警視庁の特殊急襲部隊<SAT> に所属する警部で、公式記録では5年前に死んでいる)
守渡陽子(南新宿署生活安全課巡査部長。26歳。雁人から信頼されている)、甲斐彰一(警察庁警務課首席監察官。今回、警視庁公安二課へ異動となった。以前は雁人の同僚であり、お互いが抱えている地獄を知る同士。本巻で雁人との関係が明らかになる)、アナ・リドル(ティールーム"SIREN "の主人であり、雁人のマネージャーを勤める、謎の少女。"セイレーンの魔女"と呼ばれる)、来島ちひろ(冤罪を着せられ、社会的に抹殺された女がこの世に残した少女。暗殺技術<キリングスキル>を身につけている)