青葉弾道(通称ダンドー・13歳)は尊敬する赤野と師匠の新庄の後を追い全英OP目指し単身イギリスに向かったが経由地タイで大事件が…!?
ダンドーは見事に 650ヤードを飛ばし、奇跡の1オンを達成。その後も手堅く決めて、大会初のイーグルを成し遂げた。続く15番ホールで、モリコーネはダンドーに光を当てたり、ダンドーのボールにこっそり泥を付けたり、またも汚い手を使ってくる。観衆もそれに気付き、モリコーネを失格にするよう騒ぎだすが、ダンドーは続行することを選んだ。その後も、規定のボールよりも小さくてよく飛ぶスモールボール"を使うモリコーネに、ダンドーは必死で食らいつき、スコアは互角のまま最終ホールへ…。かつては正統派のゴルファーだったモリコーネの心の葛藤、正義感あふれるダンドーの情熱、ダンドーとタミアの友情などが熱く描かれ、ドラマチックな結末を迎える第4集。

<あらすじ>
全英オープン最終予選につながる最後のチャンス「インド招待(インビテーション)」に出場中のダンドー。現在勝負は13番ホールが終わって、ダンドーが-1、モリコーネが-3、ラジャース・ダンが±0というデッドヒートを展開していた。迎えた14番ホールは、これまでにも増して難易度の高いコースだ。パー5のこのコースのグリーンは、スタート地点からほぼ垂直に切り立った60mの崖の上にあるのだ。モリコーネは、2オンは絶対に無理、3オンが精一杯と考え、確実なショットを選ぶ。だがダンドーは、以前新庄がこのコースでイーグルを決めたと聞き、わずか6~7mの幅のティーラウンドから、直接崖の上のグリーンまで真上に飛ばすことに挑戦する(第27話)。

<登場人物>
青葉弾道(あおばただみち。通称ダンドー。プロゴルファーを目指す、熊本市立佐志木中学1年生。赤野と新庄のあとを追い、イギリスへ向かうが…)、ラミア・タンティン(ダンドーがイギリスへ向かう経由地・タイで出会った女の子。裏社会のボスであるタンティン家の跡取りだが、ダンドーの力になり、今はキャディーをしている。ダンドーには自分が女であることを隠している)、エンニオ・モリコーネ(イタリア出身のプロゴルファー。腕は超一流だが、裏ゴルフ界で生きてきた男だけに、勝つためには手段を選ばない)
ラージ・ラハーン(今大会の主催者。"