サッカー選手だった父の遺志を継ぎ、プロサッカー選手を目指す主人公・高杉和也!! 青春サッカー・コミックの決定版!!
フォワードには拓馬と郷間がいるため、和也はディフェンダーとして出場。5年のブランクを感じさせない活躍で相手の攻撃を防ぎ、最後には自らゴールを決めて、チームを勝利に導いた。全国大会に出場した本条高は、順調に準決勝まで勝ち進む。そこでの相手は、大阪代表の椎名工業だ。だがその試合を前にして、拓馬の様子がおかしい。椎名工業の中心選手・松戸屋が、幼い頃自分を捨てた母の、再婚相手の子供だと知ってしまったからだ。動揺からいつものプレイができない拓馬。そして苦戦する本条高。決勝進出は果たせるのか…!?

<あらすじ>
全国高校サッカー選手権・東京Aブロック決勝戦。本条高は高清水高と対戦する。この試合、高清水のキーパー・末次は高杉に執着し、ラフなプレーで本条の選手を次々と退場させる。前半戦で、本条高は早くも二人の選手交代を強いられる。交代が認められるのは3人までなので、もう後がない。そんな時、遂に和也に声がかかった。父の死以来、5年間遠ざかっていたフィールドに、和也はようやく降り立つ(第17話)。

<登場人物>
高杉和也(本条高校2年生。父の死により封印していたサッカーを5年ぶりにプレイすることになり、フィールドに復活)、騎場拓馬(本条高校2年生。サッカー部のエース。和也とは幼なじみ)、森口愛子(女の子だが、小さい頃は「さくら町キッカーズ」で和也たちと一緒にサッカーをしていた。現在は和也、拓馬と同じく本条高校へ進学。二人を応援している)
高杉貫一(和也の父。名サッカー選手だったが、車にひかれそうになった子供を助け、その時の事故で死亡)、末次浩一郎(