沙漠が揺れている。聖地だったカヴルでは、『星読みの徒』の危険な思想に従って戦いにより「聖地カヴル」を取り戻そうとする一派と、それを避けようとする穏健派の対立が強まっていた。そんな中、シムシムの使者だったラビサは危険な思想を持つ人々から疎まれ、ついに廃墟の地下遺跡に閉じこめられてしまう。そこは『星読みの徒』の聖地。そしてある事件が起きて…!?一方、ラビサを案じるジゼットのもとに急報がもたらされ…。