そもそも公共事業とは何か。本来、必要なものであるはずの公共事業に対して、なぜ風当りが強いのか。技術革新や生産方式の改革抜きに、社会基盤構築のあり方を考えることが不可能とも言えるこの時代にふさわしい、新しい公共事業像とは?どういう地域像を描くか、どのように都市を再生していくかという観点から、「必要な公共事業」と「無駄な公共事業」を見極める評価手法を提示するとともに、本格的な地方分権型社会への移行と地域再生をめざす上での方策をわかりやすく解説。