東京の進学校になじめず、親類が住む富山の高校へ転校した恒太郎。傷つき落ち込んでいた彼は、地元の少女・渚との出会いで、少しずつ前向きになっていく…。世界でいちばん優しい"再生"ラブ・ストーリー!!
正樹との一件があった月曜の夜から、行方不明になってしまった美奈子。自分が待ち合わせに行けなかったせいだと恒太郎は自らを責め、渚と共にあてもなく美奈子を捜し歩くが…!?

<あらすじ>
正樹に殴られながらも、何度も立ち上がり渚を守り通した恒太郎。意識も失って病院に運ばれるも、幸い大きなケガはなく一日の入院で済むことに。その後、病室に刑事が現れてケンカの理由を問われるが、恒太郎はそばにいる渚を気遣って「僕が悪いんです」と答えて…(第50話)。

<登場人物>
堤恒太郎(東京の進学校で留年が決まり、進級のため日本海沿いの田舎町の高校に転校してきた高校生。17歳)、一ノ瀬渚(恒太郎の居候先・宮本家の隣に住む17歳の高校生。元バスケ部レギュラー)
宮本正樹(宮本家の一人息子で大学4年生。東京で一人暮らしをしていたが…)、宮本千春(恒太郎の遠い親類で、居候先の家のおばさん)、栗田美奈子(他クラスの生徒。恒太郎に想いを寄せている?)