漢字が読めるということは語彙の問題であり、ある言葉が読めて使いこなせる人は、その分だけ語彙が豊かな人だと言うことができるのである。そこで本書は、「漢字は書けなくてもいい」ということを大前提として、その上で、とにかく漢字と気軽につきあっていくこと、そして、そうするうちに、自然に語彙が豊かになっていくことを心がけて編集したものである。