義兄の側にいられれば、想いが叶わなくてもいい-。母に捨てられ、名門旧家の父方に引き取られた美久。誰にも愛されたことのない美久に、ただひとり手を差し伸べたのは、クールだが優しい義兄の真意だった。密かに真意に思いを寄せる美久は、ある日自分を抑えきれずに、「あなたが抱いてくれないなら、他所へ行く」と強引に告白!!けれど、真意はなぜか美久を拒まず受け入れて。