ロックからミルまでの近代英国哲学史をキリスト教神学との関係で捉えなおし、新たな視点を提示しようとする試み。近代英国哲学とキリスト教神学はどのように関係するのか、近代英国哲学史における経験や道徳の本質はキリスト教神学との関連においてどう理解されるべきであるのか。これらは本書の核心をなす「問い」である。