戦争に対して教育は「無力」か。日本の平和教育に意味はなかったのか―。戦争が起きるとき、教育はときに戦争に荷担する役割も担ってきた。でも、平和を構築していくために、教育にしかできない役割もある。戦争を防ぐためにも、戦争後の平和な社会を実現するためにも。このたびのロシアによるウクライナ侵攻を受けて、私たちは「教育」という営みを改めてどう考えればよいのか。そしてこれからの学校教育をどうつくっていかなければならないのか。4人の専門家が語り尽くす。