高等教育のユニバーサル化が進み、大学の担う役割や学生の意識が大きく変化してきた。こうした時代の変化を受け、今大学職員が担う役割とは何か―。学術的知見を兼ね備えた職員―アカデミック・スタッフ―という、教育の本質的な部分にも携わった新たな大学職員の職能開発(SD)の重要性を喝破し、今日における大学職員の理想像を具体化した教員と職員の理想に向かっての協働こそ大学を真に支えることを熱く語る!『日本の高等教育』のSD論文6編の書評を収録。