「なにゆえにそもそも何かがあるのか、なにゆえに無ではないのか、という究極の絶望的な問い」に、取り憑かれた著者が、一生を懸けて考察してきた哲学と信仰。本書は、その永年の研鑽の成果を集大成したものである。