寄せ集め集団・新選組が組織として存在するには、苛烈な内部粛清を必要としたのか。散っていった四十余人の姿と処分の実際を、史料に基づき追い、組が奉じた武士道とは何だったのかを浮き彫りにする。書き下ろし。