この世とあの世を縫い合わせ、死んだ人に一度だけ会える裁縫店。路頭に迷った真琴を雇ってくれたのは、そんな都市伝説のような店だった。偏屈店主と謎の少年幽霊に翻弄されながら、様々な客と関わっていく真琴。事故死した娘に会いにきた母親、病気と闘いながら妻に会いにきた男性、恋人に会いにきた女子高生。彼らと接する中で、真琴もまた客として、ある人に会いにいくことを決意する。