社会から見殺しにされた人々が死を待つ、ブラジルの施設「ヴィータ」。そこに暮らす一女性と人類学者との人間的交流が生んだ民族誌。「人間」を選別する権力構造を暴く。周縁化された人々の生きられた経験を復元し更新し続けるために、現代において人類学の果たすべき使命は何かを問い直す話題作。本書は、マーガレット・ミード賞ほか数々の賞を受賞した。