「またお前を抱くかもしれない…それでもいいのか?」

島の観光協会に勤める拓斗は、15年ぶりに戻ってきた同級生・寛也に、東京へ帰れと告げる。しかし、寛也が去った後で胸にこみあげるのは、泣き出してしまいそうなくらい切ない欲情だった。そして、身体を繋げた熱が忘れられないのは、寛也も同じで――。