ウクレレは19世紀後半にポルトガルから伝わったブラギーニャという楽器をもとにハワイで誕生しました。この小さくてかわいい音色の楽器はアメリカ本土にわたり、多くの人を魅了しました。そして、1920年代に全米で大ブームを引き起こすと、素晴らしいデザインに恵まれ、楽器としての完成度がピークを迎えました。ハワイのカマカ、本土のマーティンが全盛期を迎えたのもこの頃です。本書は、1800年代から1960年代までの貴重なビンテージ・ウクレレと夢にあふれたストーリーを集めました。