「国のためには財を失ふのみならず、一命をも抛て惜むに足らない」と主張し、大日本帝国の「お師匠様」を自負した国家主義者・帝国主義者の福沢諭吉。その福沢を「典型的な市民的自由主義」の思想家としてイメージを定着させたのが丸山眞男である。今も最高額面紙幣を飾る「福沢神話」の製造者責任を問う!