女性議員が少ないと、なぜいけないのか?増えるとどうなるのか?「ジェンダーの壁」はどう乗り越えればよいか?本書は、マドンナ・ブームをきっかけに世界の女性運動と連動して女性議員が躍進し、女性政策が大きく進展した1990年代と、その巻き返しで数は増えたが停滞している2000年以降との対比を描き出す。また、諸外国とも比較しながら、国会議員へのアンケートやインタビューをもとに、女性議員の過去、現状、将来を考える。