名門・熊本工業で川上哲治とバッテリーを組み、連続準優勝で甲子園を湧かせ、鳴り物入りで巨人軍入りした、“赤づら万平”こと吉原正喜。スタルヒンの豪球にとまどうも、持ち前の敢闘精神で克服、つねに全力でボールを追い、かっ飛ばし、疾駆して戦時下のスタンドに勇気の灯をともした炎の背番号27、その熱血と悲劇の生涯。