日本でも政権交代が繰り返される時代―。“首相選び”はますます人気やイメージが先行しがちだが、真に求められる資質は高い見識と行動力、そして“シヴィル”(文官)の頂点にふさわしい使命感にほかならない。本書は、初代・伊藤博文から現代の首相まで歴代総理の業績を10段階評価で大胆に格付け。日本の舵取りを担うリーダーの正しい選び方を考察する。