いじめられっ子の高校生・白浜兼一が、クラスメイトの美羽や、道場「梁山泊」の師匠たちの力を借りて強い男に成長していく姿を描く、武闘派学園コミック。
梁山泊の内弟子となった兼一。大自然を相手とする鍛錬の地・風林寺島での修行を終え、新学期を迎えた兼一。だが、荒涼高校では新たな動きが起きつつあった。ラグナレクの兵隊すべてを恐怖で束ねているリーダー直属の七人の序列のなかに、キサラが加わろうとしていたのだ…。
巻末には「おまけ」があり。美羽、しぐれ、キサラらのセクシーカットを収録。

<あらすじ>
梁山泊の内弟子となった兼一。3週間、訓練に明け暮れる毎日を過ごした彼は、思い切って秋雨に夏休みが欲しいと願い出る。すると、秋雨は意外にも海水浴に行こうと提案。美羽との仲の進展に胸膨らませる兼一だったが、なんと目的地の島へ向かう船は自作のもの、しかも兼一自らが動力となる足こぎ式で…。やっとのことでたどり着いたのは、地図にも載っていない島、「風林寺島」だった(第45話)。

<登場人物>
白浜兼一(穏やかな性格の高校1年生。いじめられっ子だったので、強い男に変身するため道場「梁山泊」に入門)、風林寺美羽(ふうりんじ・みう。兼一のクラスに転校してきた美女。新体操のトップ選手で、武術の達人)、長老(美羽の祖父。梁山泊の道場主)、梁山泊の達人たち:逆鬼至緒(さかき・しお。ケンカ100段の異名をもつ空手家)、アパチャイ・ホパチャイ(裏ムエタイ界の死神)、馬剣星(ば・けんせい。あらゆる中国拳法の達人だがスケベなおっちゃん)、岬越寺秋雨(こうえつじ・あきさめ。哲学する柔術家)、香坂しぐれ(剣と兵器の申し子)
白浜ほのか(兼一の妹。兄思いの優しい中学1年生。兼一が心配で梁山泊に通ううち、アパチャイと仲良くなった)、白浜元次(兼一の父)、白浜さおり(兼一の母)、キサラ(地区を牛耳る不良グループ「ラグナレク」の女幹部)、辻新之助(ラグナレクの幹部。キサラとは反目している)、武田一基(元・ラグナレクのメンバー。今は脱会して、以前やっていたボクシングの世界に)