大国トイバスの若き王スカイは、小国シラーの王女リナリアとの結婚を求めていた。しかし類い希なる力「ベビー・ロマンティカ」と引き替えに「禁忌」の呪いがかかったリナリアには、辛い日々が待っていた。残酷な運命に耐えながらリナリアは「治癒」の力で傷ついた人々を助けようとして。エブリスタ・コバルト編集部賞を受賞した切ないロマンス!王女は「禁忌」を超えて愛される―!