東海道の親宿・品川の飯盛女(めしもりおんな)が遊女化して“品川遊廓”が栄えた。その貸座敷の家に生まれ育った父祖三代、江戸っ子の著者が綴った明治から昭和に廃業するまでの宿場暮らしの変遷。貴重図版多数。