タルコフスキーと並び称される旧ソ連の巨匠、セルゲイ・パラジャーノフの代表作がついにDVD!! 目を開けて見る夢…絵画的な美しさと神秘的な様式美が奏でる芸術映画の最高峰! 18世紀アルメニアの詩人サヤト・ノヴァの生涯にオマージュを捧げた美しい映像詩。愛と才に溢れた詩人の生涯を宮廷や修道院を舞台に描く。そこに映し出される人々の情熱や感情を、台詞のほとんどない映像言語で描いている。それは豊かな詩であり、舞踏であり、そして全編動く絵画である。絢爛な美術品のような美しさを放ち、また神秘的で謎めいた儀式性と様式美に彩られている本作は、他のどれとも違っており、映画史上でも特別に例外的なポテンシャルを持つ傑作である。――映画『ざくろの色』は、18世紀アルメニアの詩人サヤト・ノヴァの生涯に沿い、全8章の映像詩編で綴られる。第1章・詩人の幼年時代:雷雨に濡れた膨大な書物を干して乾かす日常の風景。幼いサヤト・ノヴァの、書物への愛の芽生え。 第2章・詩人の青年時代:宮廷詩人となったサヤト・ノヴァは王妃と恋をする。彼は琴の才に秀で、愛の詩を捧げる。 第3章・王の館:王は狩りに出かけ、神に祈りが捧げられる。王妃との悲恋は、詩人を死の予感で満たす。 第4章・修道院:詩人は修道院に幽閉された。そこにあるのは婚礼の喜び、宴の聖歌、そしてカザロス大司教の崩御の悲しみ。 第5章・詩人の夢:夢になかに全ての過去がある。幼い詩人、両親、王妃がいる。 第6章・詩人の老年時代:彼の眼差しは涙に閉ざされ、理性は熱に浮かされた。心傷つき、彼は寺院を去る。 第7章・死の天使との出会い:死神が詩人の胸を血で汚す、それともそれはざくろの汁か。 第8章・詩人の死:詩人は死に、彼方へと続く一本の道を手探りで進む。だが肉体が滅びても、その詩才は不滅なのだ。