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Sekai Keizai No Magarikado

世界経済の曲り角 - 楊井克巳/著者

Sekai Keizai No Magarikado
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Price 1100 yen
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    220
Release Date Jun 11, 2021(JST)

Description in Japanese

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この書物は戦後四半世紀間の世界経済の動態を、ごく簡単な構成により大づかみに描写して見ようとしたものである。
戦後世界経済は通商的にも、通貨的にも、自由無差別体制の樹立に向って進んだわけであるが、この体制の始動において重要な役割を演じたのは、何といっても西欧である。第一次大戦以来その世界経済的地位は相対的に著しく低下してきていたとはいえ、世界経済においてなお重要な地位を占むべき西欧がこの体制の中にとけ込んでこないことには、どうなるものでもなかった。実際にも、西欧が戦争の打撃から回復して、この体制に参入する条件をととのえたことによって、この体制はその実現の端緒をつかんだのであった。しかし、そのうちに西欧は強化された経済力を背景に、結集した力をもって「わが道」を行く姿勢を示し始めたのである。戦後体制樹立においてひとたびは重要な役割を演じた西欧は、やがてこの体制を動揺させる原動力として作用することにもなった。こうした理解の仕方がひどくまとはずれでないとすれば、西欧が演ずる肯定否定両面の役割を追跡することによって、世界経済の戦後過程は、少なくともその顕著な特徴において解明され得るはずのものであろう。そうした考えに立って取りまとめて見たのが本書である。(「はしがき」より)
目次
はしがき
第一章 戦後世界経済の再編成
第一節 再編成の政策目標――自由無差別貿易主義
第二節 自由無差別体制のための道具
一 ガット
ニ 国際通貨基金
第三節 自由無差別体制への移行と西欧
第四節 分離主義的傾向と西欧
第二章 西欧の経済的新生
第一節 経済統合の第一段階
一 経済統合の意味
二 域内限りでの自由無差別体制
三 普遍的自由無差別体制への移行
第二節 西欧経済の強化
第三節 経済統合の第二段階
第四節 欧州共同体が投じた国際的波紋
一 対外共通関税
二 共通農業政策
三 連合政策
第五節 西欧の分離主義的傾向
第三章 国際通貨体制の危機
第一節 現行国際通貨体制の仕組
一 ドルが基軸通貨とされていること
二 対ドル為替相場を固定すること
第二節 対外流動ドル債務の累積
第三節 ドル不安の発生
一 金流出の激化
二 ドル防衛策
三 国際流動性不足論議
第四節 金投機と通貨投機
一 金投機
二 通貨投機
第五節 ドル防衛策の新局面
第六節 ドルの動揺と西欧
第七節 ドルの破綻
第八節 西欧の脱ドル傾向
参考文献

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