華やかなパーティ会場で、ダイアナの目は一人の男性に釘づけになった。たとえどれほど歳月が流れていようと、彼の姿を見間違うはずはない。マックス・フォーチュン......ダイアナが唯一愛した男性がそこにいた。彼に出会ったのは十年前、旅先のオーストラリアでのこと。二人は一目で惹かれ合い、会ったその日のうちに体を重ねた。ダイアナは甘く幸せな日々が永遠に続くと信じて疑わなかった。マックスが気軽な情事を求めていたにすぎなかったと知るまでは......。心の傷はいまなお癒えていないが、終わった恋を振り返ってもしかたない。ダイアナはなんとか自分を奮い立たせ、近づいてきたマックスに挨拶した。その瞬間、彼の瞳がよそよそしく冷たい光を放ったのを見て、凍りついた。★何やら秘密がありそうな彼女ですが、いったいどんな恋が待ち受けているのでしょうか?どうぞお楽しみに!★