愛してはいけない人だから、どうか、そんなふうに見つめないで。

1年前、結婚式の翌日に夫を事故で亡くして以来、ジョージィは罪悪感に苛まれ続けてきた。そんなある日、亡夫の従兄で銀行家のダクルが訪ねてくる。彼はジョージィを気遣い、新しい一歩を踏み出せるようにと、フランスに所有する豪華な別荘に誘ってくれたのだった。美しい景色の中で、優しくハンサムなダクルと過ごしながら、ジョージィは彼に惹かれていく気持ちを必死に抑えた。わたしには、彼を愛する資格なんてない――夫が命を落としたのは、わたしのせいなのだから。

■傷ついたヒロインを、優しく、忍耐強く癒やしていくヒーロー。穏やかながらも愛の強さを感じさせる珠玉のロマンスを、名作選からお届けします。