イノベーティブな組織をつくるカギは、企業文化にある‐‐。多くの書籍で書かれてきたことだが、はたしてこれは本当だろうか。探索的で、遊び心があって、ミスに寛容な組織であっても、業績が下がることがある。優秀な人材と最高の目的が揃った優れたチームであっても、ある時から素晴らしいアイデアを潰すようになることがある。本書では物理学者である筆者が、企業が急進的なアイデアの受容から排除へと転換するモデルを明らかにし、それを制御する4つのパラメーターについて論じる。企業の規模が極めて大きくなっても、急進的なイノベーションを確実に実現し続ける道筋を提示する。

*『DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー(2019年8月号)』に掲載された記事を電子書籍化したものです。