伯爵令嬢であるエリザベスは、ある日突然、思い出した。ここが、前世の自分が見ていたアニメの世界で、自分がいわゆる悪役令嬢であることに。しかもその末路は「婚約者を奪われた嫉妬からヒロインであるマリアを殺そうとして、逆に事故死してしまう」というもの――。すでに、未来を見通す【神々の目】を持つ者として評価され、王太子ルイスの婚約者となっているエリザベスは、悲惨な未来を回避すべく奔走することを決める。分岐点で選択を間違えることのないよう、前世の知識をもとに慎重にルイスとマリアの動向を見守るエリザベス。その甲斐あって、このままいけばアニメとは違う結末を迎えられるはず......そう思っていた矢先、予想を裏切るマリアの言動により、エリザベスはルイスから疑いの目を向けられしまい!? 庇護欲、独占欲、支配欲――そんな歪みきった執着心を持つ男たちに、エリザベスは心もカラダも貪りつくされ、そして物語は誰もが予想していなかった結末を迎える!