素晴らしいアイデアをどう事業化するか。その選択肢をじっくり検討して起業のタイミングが遅れてはいけないと考え、手っ取り早い現実的な戦略に飛び付くケースも多い。しかし筆者たちは、それではより優れた道を選んだライバルたちに勝てないと主張し、起業プロセスをそれほど遅らせることなく、戦略の選択肢を検討するためのツールとして、「起業家用戦略コンパス」を提案する。イノベーションに対する姿勢と既存企業に対する姿勢の2軸で4つの戦略に分け、それぞれの戦略オプションを検討するもので、それらの戦略を説明しつつ、コンパスの活用法を示す。

*『DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー(2019年3月号)』に掲載された記事を電子書籍化したものです。