1人の女性が引き起こした事件を題材に、倫理的ジレンマとどのように向き合い、「正しさ」を決めていけばいいのか、その方法を紹介!

路面電車が暴走している。このままでは線路の先にいる5人がひき殺されてしまう。 切り替えスイッチを押して電車を待避線に誘導すれば5人は助かるが、待避線にいる1人が死ぬ。

さて、5人を助けるために1人を犠牲にすることは許されるのだろうか? 舞台は2015年、サンフランシスコ。路面電車の進路を切り替えて5人の命を救った女性が、待避線にいた1人を殺した容疑で裁判にかけられる。 検察、弁護士、大学教授、心理学者などさまざまな立場からの意見が交錯するなかで、「世論の法廷」の陪審員たちは(そして、あなたは)どんな結論を下すのか。

サンデル教授の白熱教室で話題を呼んだ倫理的ジレンマを、現代のドラマとして巧みに描きだした哲学フィクション。