カナダの女性シンガー・ソングライター、エリス・ルグロウがブルース/R&Bの名門、CHESSが生んだ楽曲を新たなアレンジで蘇らせる。ジョス・ストーンのプロデューサー陣やクエストラヴを迎えて制作した“温故知新”アルバムである本作『PLAYING CHESS』。エタ・ジェームス、ボ・ディドリー、マディ・ウォーターズ、チャック・ベリーなど数多くのアーティストの作品を世に送り出し、ブルースやR&Bのみならず、ロックンロールにも大きな影響を与えたというチェス・レーベル。その中からボ・ディドリーの「Who Do You Love」や「You Can't Judge A Book By The Cover」、チャック・ベリーの「You Never Can Tell」に「You Can't Catch Me」、エタ・ジェームスの「Can't Shake It」などの楽曲が本作には収録されている。アデルやニーナ・シモン、エイミー・ワインハウスを思わせる少しささくれたソウルフルなヴォーカルが加わり、味わい深いジャジーな大人のポップス・ナンバーが収録されている。ゲームの“チェスを指す”と“チェス・レーベルの楽曲を演奏する”のダブル・ミーニングを含んだアルバム・タイトルも心憎い1作。