助けを求める人がいる。1%でも可能性がある限り、消防士は火の中へと飛び込んで行く。若き熱血消防官・朝比奈大吾の活躍と成長を熱く描く名作が、ワイド版になって再登場!
天性のカンで、次々と命の危機に直面した人々を救っていく大吾。本巻でも、豪雨の中、心臓疾患の患者を背負って急な山道を駆け降りたり、工事中のビルの屋上から落下しそうになったクレーンを止めたりと大活躍。だがその救助方法は常識外れで、周りはヒヤヒヤしっぱなしだ。そんな大吾は、レスキューの神田へのライバル心から、超難関の特救隊員の資格試験に挑戦する。

<あらすじ>
め組の慰安旅行先の旅館で、大火事が起きた。大吾は炎につつまれた本館から、隣の別館に飛び移る。そしてベンチを渡し、それを橋にして、丘野ら本館に取り残された人達を別館に移動させることに。だがあと少しというところで、ベンチの長さが足りない。そこで大吾は自分の手をベンチに縛りつけ、背中の上を渡らせるという凄まじい方法を取った。体を張った大吾の機転により、犠牲者は奇跡的にゼロ。大吾の救助方法にずっと憤りを覚えていた丘野も、今度ばかりはその功績を認める(第36話)。

<登場人物>
朝比奈大吾(千国市中央消防署めだかヶ浜出張所に配属された、18歳の新米消防官)、五味消防司令(めだかヶ浜出張所の所長。12年前、火事の現場から大吾を助け出してくれた名消防士)、神田恵(臨港署特別救助隊の消防士長。千国市消防局のエース)、甘糟士郎(鯨台出張所に勤務する、優秀な新人消防士。大吾とは消防学校の同期生でライバル)
植木消防司令補(め組第二小隊<ポンプ車小隊>隊長であるベテラン消防士)、谷啓太(め組救急隊隊長。消防司令補)、平一馬(中央署ポンプ車小隊から、め組へ補助要員として派遣された、抜群の消火技術を持つ19歳)、落合静香(大吾が憧れている高校時代の恩師)、近藤純(大吾にひかれている高校時代の後輩)、丘野(陽光新聞社会部の記者)