痛みに満ちた集合的記憶を、いま精緻にときほぐす。アジア太平洋戦争期の占領と、再植民地化、抵抗と独立戦争、内戦と解放-積み重ねられた各層の記憶からの問いを、ポストコロニアルなリアリティとして考察する。