文久三年(1863年)、新選組結成。副長・土方歳三は、局中法度という鉄のおきてのもと、新選組を京洛最強の集団に作りあげていく。土方は局長・近藤勇とともに、同じく局長・芹沢鴨を粛清、新選組の結束はより強固になる。しかし、翌元治元年(1864年)、京の浪士たちの動きはいよいよ活発に。土方は、攘夷倒幕をはかる浪士たちが、池田屋で密会するという情報を得る。いま新選組は、時代にその名を刻む夜を迎えようとしている!新選組の苛烈な生きざまを、鮮烈な筆致で描いた本格時代コミック。