「鈴ねえを甲子園に連れてってやる!」という6年前の誓いを胸に、都立あおい坂高校に入学した北大路輝太郎。かつて誓いを立てた仲間たちと共に、超弱小チームが高校野球史に伝説を刻む!!
決勝・東王戦序盤。リードするあお高だったが、ここで思わぬアクシデントが伸之助を襲う! 9人ギリギリで闘うあお高は、この逆境をどう乗り越える…!?

<あらすじ>
東東京大会決勝戦。センバツ優勝校・東王を相手に、初回2点を先制したあお高。迎えた2回表、相手投手・有坂は徐々に調子を上げていたが、右京がいち早く有坂のクセを見抜き、大仏にもヒットが飛び出すなど、この回も2死1、3塁のチャンスに! ここで打順が回ってきた1番・右京は、一気に有坂を打ち崩せるのか…!?(第102話)

<登場人物>
北大路輝太郎(都立あおい坂高校[あお高]1年。鈴緒のいとこ。珍しい左利きのアンダースロー投手)、菅原鈴緒(あお高の教師で野球部監督。愛称・鈴ねえ。元帝都六大学リーグのアイドル選手)
柴田伸之助(あお高1年。ショート。50m5秒台の俊足)、小林虎鉄(あお高1年。ファースト。パワーヒッター)、松方雅治(あお高1年。キャッチャー。チームの頭脳)、梅宮右京(あお高1年。セカンド。守備のスペシャリスト)、今井勇(あお高3年。サード。キャプテン)、瀬川恵(あお高3年。レフト)、千葉千秋(チアリーディング部1年。キタローのクラスメート)、狛光爾(東王学院2年。全国から注目されるスラッガー。キタローたちと同じ少年野球チーム、ボマーズ出身)、古谷文也(東王学院3年。長期戦線離脱をしていたが本来のエース。復活した速球派)