本書は、紛争解決条項検討の前提となる、紛争時にどこの地(裁判管轄)で、どの国の法(準拠法)により争われるかについて、エッセンスとなる知識を提供するものである。さらに近年、紛争解決手段として注目を集める仲裁にも言及する。定型的な紛争解決条項で安心するのではなく、実質的な検討を行うための実務知識として、弁護士・企業内の実務家を主な読者と考えている。さらに、将来、国際ビジネスでの活躍を目指す学生にも、各国企業の利害を調整するグローバルな法務の実際を感じてもらうため、一読を願いたい一冊となっている。