我々は自虐でもなく、だからといって傲慢でもなく、静かなる誇りをもって歴史を学び、そして、リアリズムをもって現代社会を見つめるべきだ。チャイナと北朝鮮の脅威に直面する日本へ、植民地支配を受けたアジアの国々からのメッセージ。沖縄で生まれ育ち、アジア各国で30年間支援と交流を続ける著者だから見えた現実。