Kinema Junpo 2012 10/15 Issue

【巻頭特集】 ●映画は何を殴るのか 北野武のビート 「アウトレイジ ビヨンド」 ・悪の観相学 Text by 高山宏 ・「アウトレイジ ビヨンド」の「位置」 ・組織暴力の純粋形態 ・沈黙に、耳を傾けよ ・俺達の荒野は、浅草だったんじゃないかな 井上雅義インタビュー ◆井筒和幸のヒロイズム 「黄金を抱いて翔べ」 ・インタビュー 井筒和幸(監督) オレらとやつらを分ける試金石です ・撮影現場ルポ 井筒組、緊張と活気の現場から ・役者の顔、その絶妙なる虚構の快楽 ・ヤン・ソギルが見た「黄金を抱いて翔べ」と高村薫文学、大阪、金、そして暴力 ・井筒和生/和幸に見たアメリカン・ニューシネマ ◆E・A・ポーというミステリ的存在 「推理作家ポー 最期の5日間」 ・ポー作品をめぐる見立て殺人のスペクタクル ・犯罪とジャーナリズムと文学 ◆園子温、「希望の国」で原発を描く ・インタビュー 園子温(監督) いまやるべきことを ◆「桃(タオ)さんのしあわせ」 ・作品評 誰しもの物語 ・対談 ディニー・イップ×アンディ・ラウ 世界で愛された理由――人の思い。 ◆「演劇1」「演劇2」 ・インタビュー 想田和弘(監督) 虚構とリアル――人間はなぜ演じるのか ◆銀幕のひと 津島恵子 ・いまは失われた、良き時代の気品があった ・かつて豊かな「夢」であった映画の時代の、総体のようなお人 ◆北川悦吏子(「新しい靴を買わなくちゃ」監督・脚本)インタビュー ・女の子が憧れる世界=北川ワールドの創造 ◆シリーズ こどもと映画を考える(3)(最終回) ・インタビュー 小栗康平(監督) こどもたちに世界中の映画をきちんと見せられる環境を ・「映像のまち・かわさき」の取り組み ◆直前! 第25回東京国際映画祭レコメンド …ほか