消費者は価格に敏感なので、より安価な商品・サービスを好んで購入する‐‐。そう考えて激しい値下げ競争を繰り広げる企業は少なくない。だが、その前提が常に正しいとは限らない。価格はもちろん重要だが、消費者は単に安いものを好むわけではなく、みずからのニーズを満たすサービスが適正な価格で提供されているかを見極めている。本書では、新たな顧客を獲得すると同時に、既存の顧客にサービスのアップグレードを促すことで利益を上げるために、「グッド」「ベター」「ベスト」の段階価格を効果的に設定する方法が示される。

*『DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー(2019年7月号)』に掲載された記事を電子書籍化したものです。