40歳を迎えた作家の紅川宗行は、取材をかねて金沢から能登へ向かっていた。能登の温泉ホテルには、一人の女客が彼を待っていた。女の名は、泉冴子。宗行が大学時代に付き合っていた恋人で、処女と童貞を捧げ合った仲である。今は互いにそれぞれの家庭を持ちつつも、数年前に再会したことをきっかけに、不倫関係を結ぶようになっていたのだった。ホテルで会った二人は、食事もそこそこに室内で身体を重ね合わせ、幸せな時間を過ごした。ところが後日、冴子の娘と名乗る女子高生が、宗行の元へ訪ねて来て......。