冷えきった地球を救うために太陽から“火”を持ち帰ろうとする宇宙船を描いた表題作「太陽の黄金の林檎」、灯台の霧笛の音を仲間の声だと思いこみ、海の底から現れる古代生物の悲哀を綴った「霧笛」、タイム・トラベルの危険性を鋭くえぐる「サウンド・オブ・サンダー(雷のような音)」など、SFの抒情詩人たる巨匠の幻想と詩情にあふれる22篇を収録した短篇集。