今年もまた、いつもと変わらない夏が巡ってくるのだと思っていた。退屈で平凡で、惰性のままに過ごす夏...。その人に出会ったのは、一学期の終業式の朝だった。出会いと別れ、その相反する感情に揺れる悠斗は......。宮嶋悠斗、17歳。もう二度と戻れない、あの夏の物語...。